ゆとり世代の人生論

つまり人生とは旅なのだ!③【学生時代の苦悩】

こんにちは!おに(@oniblog)です!

学生時代は意外とまじめだったおにです!

今回は「つまり人生とは旅なのだ!」第三弾です!

第二弾:つまり人生とは旅なのだ!②【幸せって何だろう?】

つまり人生とは旅なのだ!②【幸せって何だろう?】こんにちは!おに(@oniblog)です! 幸せって何だろうって本気で考えるおにです! 世界一周に行くことも、幸せを探す哲学...

 

今回は僕の学生時代により良い人生を生きようと悩んだことや選択してきたことを紹介していきます!

なぜ大学に進学したのか?なぜ工学部だっのか?

高校生の時はなーんにも考えてなくめちゃくちゃ遊んでました。

アルバイト禁止なのにめっちゃバイトしたり、

中型バイクの免許を取って400ccのバイクを乗り回したり、

友達と一晩中スケボーをしたり、

あの頃は単純で純粋にただ楽しかった。笑

そんな感じで何も将来のことは特に深くは考えずとりあえず進学。

1番将来に幅があるであろう理系の工学部を選択しました。

僕は選択が迫る度に

より自分に有利な選択はなにか?という視点でした

これがやりたい!!なんてものは何もありませんでした!

なぜ大学院に進学したのか?

大学受験は国立一本。第一志望の大学の試験ではミス連発

第一志望前期試験は落ち、後期試験で母校に入学しました。

その時の失敗が悔しかったこともあり大学時代は勉強はしっかりやりました。

なんとか好成績を維持して大学3年生になりました。

そこでまた選択のときです。

就職か進学か?

僕の学科の材料工学では70-80%くらいの進学率でした。

特にやりたいことないのと成績がよかったので

推薦で大学院に行けるのでとりあえずまた進学

教授に大学院のメリットをゴリゴリ説得されたのと、

大学院は中退しても社会での自分の市場価値にそんなに影響がないと思ったからです。

ここも自分にとって有利な方へ

苦悩の始まり

そして大学3年から4年にかけて行われる就活には参戦しませんでした。

この頃から自分の将来どうしようかなと漠然と考えるようになりました。

 

なぜか将来に対する不安はまったくありませんでした。

自分ならどこでもやっていけるし

年収1億円だって達成できる
大企業の社長にだってなれる

と思ってました。根拠のない自身ってやつ。

 

でも、何がしたいかわからないという焦燥感にもにた感情

が常に心のどこかありました。

将来やりたいことが決まっている幼馴染や仲の良い友人が

それは、きらきらして見えて、本当にまぶしくて、

 

そして大学4年生となります。

研究室に配属され4年生~修士2年までの3年間の研究生活がスタートしたわけです。

成績もよかったので学科の中で一番人気の研究室に入ることができました。

 

研究テーマは「金属の加工履歴による特製の変化を評価すること」的な。

研究活動1年足らずで気づきました。

あー。自分て、研究向いてないと、、、

目に見えないレベルの世界

そしてその理論を探求することに面白みを感じることができませんでした。

金属の無限の可能性に対して知的探求心がわきませんでした。

大学4年次の卒業論文の執筆も苦痛でした。

 

大学院に入学して修士になるとより高度な活動が待っていました。

大学院の講義、研究、ゼミ、教授のお手伝い、学部生向け講義のTA(ティーチングアシスタント)、課外の共同研究活動、論文読み、学会などなど

まぁきつかった。何より面白くない。

やる事の多さ(キャパは超えてない)でもクソつまらない。

 

この時期だけは過去の自分を恨みました。笑

「なんで工学部行ったんだよって」

あとは「自分の好きなこと・やりたいことって何だろう?」と永遠と考えてました。

 

当時、自己啓発を主に多種ジャンルの本を読んでいて自分にぴったりのいい言葉に出会いました。

大好きなことに巡り合うに1番の方法はいまやっていることが何であれそれを愛すること

出典:ユダヤ人大富豪の教え

うおー。良い言葉じゃん!と思い

目の前の研究活動をもっと全力でやって魅力を探して愛そう!

と思いましたが無理でした!!

 

全然研究面白くないし、やりたいこと見つからないし、つまらない日々を過ごし、

負の感情が大きくなっていきました。

とことんやる気が出なくて、軽い鬱?的な感じに陥りました。

一日ベッドで寝てることもありました。

研究室から抜け出して車で海までドライブして水平線を何時間も眺めていたこともあります。

この当時は「人生ってくそつまらないなぁ」って思ったりしてました。

何が面白くて日々生活しているのかと。

光明がみえてきた

また本を読み漁ったり、ネットで「人生の意味」「幸せとは」的なことをググったりしました。

本は自己啓発系・能力開発系の本をたくさん読みました。

そしてまたいい言葉達に巡り合いました。

「この状態で感謝できることは?」

あぁ。そうだなー。と思いました。

まず、家があって、親がいて、大学院まで進学できてる時点で

今の自分の状況は客観的にみると恵まれているんだぁ。

と心がちょっと軽くなりました。

「いま、この状況から学べることは?」

今の現状を見る側面を変えれば学べることはたくさんあると改めて気づきました。

おもしろみを感じない専門以外にも様々なことを学べる環境でした。

たとえば

  • ロジックを組む力
  • 定量的・定性的な両方の視点
  • リーダーシップ・コミュニケーション能力
  • プレゼン力
  • 英語力
  • ストレス耐性

などなどと専門外において自身のポータブルスキルを鍛えることもできるなと考えられるようになりました。

「人が本当に後悔するのはやったことに対してではない。やれる余力があったのにやりつくさなかったことに対してだ」

人生において後悔してることって、正直やったことに対してはあまり思いつかない。

「あの時、やっとけばよかったな」という後悔はけっこうあるかも。

やれる余力があるのにやらなかったらなおさら、後悔する可能性が大だなとこの言葉を知ってハッとしました。

まだまだ自分には余力があるはずなのに、自分の専門が面白くないというせいにして、このままだらけてたらきっと後悔するんだろうなと。

 

これらの言葉に出会い、今できることをやり切ろうと思うことができるようになりました。

「大学院を修了すること・修士論文を書き上げること」が目標ではなくて

それは単なる社会に出るための過程として、一つのタスクととらえ

大学院を修了して社会に出たときにそこでバリバリ活躍できるスキルを身に着けることを目標としました。

 

この大学院生としての自分の目標を掲げ、それを達成するための戦略を立てたことによってだいぶ立ち直りました。

その後はいかに自分のスキルアップをしていくか?ということを念頭に置いて活動をつづけました。

研究活動、専門の活動も精力的に行うようになりました。

  • 学会発表は「プレゼン力・スライド作成」の勉強。
  • 研究グループを持つことは「リーダーシップ・コミュニケーション能力」の勉強
  • 修士論文執筆は「文章力・ロジック力」の勉強

といった感じで単に研究活動をこなすのではなくそこから副産物的に学べることをより意識して活動をしました。

 

ポジティブに考えられるようになってからは本当に良い大学院生活を送れました。

結果として、研究活動・専門外の学びのほうが多かったです。笑

 

 

そして就職活動の時期へ、、、

様々な葛藤のなか選択したのは

これまで積み上げたものを捨てること

6年間学んだ自分の専門とは全く違う分野へ

教授のコネ、学校の推薦も使わない

いわゆる文系就職

教授陣への反逆

次回:つまり人生とは旅なのだ!④【理系院卒の文系就職】

おに(@oniblog)でした。