こんにちは!おにです!
あけおめです!
新年ということで新年にふさわしい「日々是新」という松下幸之助の言葉を紹介します。
僕の大好きな言葉です。
この言葉は昭和42年の発刊以来、累計520万部を超え、いまなお読み継がれる驚異的ロングセラー「道をひらく」という松下幸之助の言葉を集めた本(短編随想集)の中の1文です。
以下にPHPonline衆知より「道をひらく」の中の「日々是新」を抜粋して紹介します。
日々是新(ひびこれあらた)
年があらたまれば心もあらたまる。心があらたまればおめでたい。正月だけがめでたいのではない。心があらたまったとき、それはいつでもおめでたい。
きのうもきょうも、自然の動きには何ら変わりはない。照る陽、吹く風、みな同じ。それでも心があらたまれば、見るもの聞くものが、みな新しい。
年の始めは元日で、一日の始めは朝起きたとき。年の始めがおめでたければ、朝起きたときも同じこと。毎朝、心があらたまれば、毎日がお正月。あらたまった心には、すべてのものが新しく、すべてのものがおめでたい。
きのうはきのう、きょうはきょう。きのうの苦労をきょうまで持ち越すことはない。「一日の苦労は一日にて足れり」というように、きょうはまたきょうの運命がひらける。きのうの分まで背負ってはいられない。毎日が新しく、毎日が門出である。
日々是新なれば、すなわち日々是好日。素直で謙虚で、しかも創意に富む人は、毎日が明るく、毎日が元気。
さあ、みんな元気で、新しい日々を迎えよう。
出典:PHPonline衆知
僕はこの文章を初めて読んだとき人生がより前を向いたような気がしました。
年があらたまれば心があらたまって「去年はあーだったなー。今年はこうしようかなー」「今年こそは○○をやるぞ!」とか考えたりしますよね。
気持ちが前を向くという感じですかね。この気持ちを毎日持てたら最強だなと思います。
毎日あらたまった気持ちでスタートすれば、毎日が良い日になるってことですね。
つまり毎日がお正月です(^^)v
僕も今日からまたあらためて毎日がお正月モードで行きたいと思います。
松下幸之助 道をひらく
僕はこの本を大学4年生の時に購入して読みました。
見開き1ページで1つの文章となっているのでとても読みやすいです。
でもその内容はマリアナ海溝*のように深いです。*世界で一番深い海溝
誇張なしに「人生を導いてくれる本」と言えます。
この本は僕の人生における「バイブル」になっています。今でも何かあればこの本を開きます。
この本に関しては無限に書ける気がしますが、これ以上この崇高なる本について僕の陳腐な言葉で語るのは野暮なのでおわりにします(笑)
おにでした。
もっと気になる方へ
PHPonlines衆知より「道をひらく」の中の「道」「志を立てよう」も紹介します。
道
自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。
出典:PHPonline衆知
志を立てよう
志を立てよう。本気になって、真剣に志を立てよう。生命をかけるほどの思いで志を立てよう。志を立てれば、事はもはや半ばは達せられたといってよい。
志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ずひらけるのである。
今までのさまざまの道程において、いくたびか志を立て、いくたびか道を見失い、また挫折したこともあったであろう。しかし道がない、道がひらけぬというのは、その志になお弱きものがあったからではなかろうか。つまり、何か事をなしたいというその思いに、いま一つ欠けるところがあったからではなかろうか。
過ぎ去ったことは、もはや言うまい。かえらぬ月日にグチはもらすまい。そして、今まで他に頼り、他をアテにする心があったとしたならば、いさぎよくこれを払拭しよう。大事なことは、みずからの志である。みずからの態度である。千万人といえども我ゆかんの烈々たる勇気である。実行力である。
志を立てよう。自分のためにも、他人のためにも、そしておたがいの国、日本のためにも。
出典:PHPonline衆知