こんにちは!おに(@oniblog)です!
今回はまじめな記事を書いている。おにです!
今回は僕のバイブルの一つ
デール・カーネギーの「人を動かす」の中から2つの言葉を自身の経験談を含め紹介します。
- 人間関係に疲れた
- 人間関係にうまくいかない
- 人間関係をもっとスムーズにしたい
という人におすすめの本です!
「人を動かす」は人が生きていくうえで身に着けるべき「人間関係の原則」を具体的に明示した不朽の名著です。
その内容は1937年の発刊以来、色あせることなく時代を超えて読み継がれ、邦訳だけでも500万部を突破する歴史的ベストセラーとなっています。
この本の要約記事は多数ありますので、僕の経験談を交えて本で紹介されている30の原則から厳選した2つを紹介します!
「笑顔」元手がいらない、しかし、利益は莫大。
「笑顔」 元手がいらない、しかし、利益は莫大。
与えても減らず、与えられたものは豊かになる。
一瞬のあいだ見せれば、その記憶は永久につづく。
どんな金持ちもこれなしでは暮らせない。どんな貧乏人もこれによって豊かになる。
家庭に幸福を、商売に善意をもたらす。友情の合言葉。
出典:「人を動かす」
この原則は実はみんな知っていると思います。
例えば疲れているとき、イライラしているとき。
近くに赤ちゃんを連れたお母さんがやってきて、その赤ちゃんに笑顔で見つめられたとしたらほっこりして微笑み返すのではないでしょうか?
その赤ちゃんの笑顔は無限で与えられたほうは豊かになるはずです。
その笑顔の持ち主は赤ちゃんでなくとも笑顔の効果は絶大です。
例えばショッピングに行ったとき、「めんどくさそうに接客する店員」と「笑顔で楽しそうに接客する店員」どちらに声をかけるか。
それは後者になるはずです。「笑顔で楽しそうにする店員」はその「笑顔の効果」で数字が上がり、給料が上がるかもしれません。
またその店員はファンを獲得し、金銭的利益だけでなく、日々の仕事がもっと楽しくなり人生がより豊かになるかもしれません。
他にも、初対面の時に「笑顔がはじけている人」と「緊張などでこわばったしかめっ面をしている人」の第一印象は雲泥の差が生まれます。
笑顔がはじけていた人はずっと「笑顔のイメージの好印象」が残りますが。しかめっ面をしていた人は「印象に残らないか、マイナスの印象」になると思います。
実際に僕もこの原則を知ってからずっと笑顔を意識しています。
プライベートでも仕事でも効果絶大です。例えば、
- 接客業をしていた時にお客さんに「買うときはお兄さんから買うよ!」と言われたり、差し入れをもらったり
- 先輩にめっちゃおごってもらったり
- 飲食店で隣の席にいた御婦人にごちそうになったり
- 何もないけど「いいことあった?」と聞かれたり
- 「おにさんって怒るイメージないです」と言われたり
- などなど
本当に元でなしで利益は莫大です。
動作は意志によって直接統制ができますが感情はできません。しかし動作と感情は密接に関係しているので動作により間接的に感情を調整することはできます。
つまり「笑顔をつくる」という動作は「感情にも良い影響」を及ぼします。
僕は笑顔でいることでイライラすることも減りましたし、不平不満を覚えたときに怒りをあらわにすることなどもほとんどなくなりました。
この原則は知っているだけでは何の役にも立ちません。実践してこそ利益が得られます。
まずはこの動画をみて笑いましょう。笑
「重要人物たらんとする欲求(自己の重要感)」
人を動かす秘訣は、間違いなく、ひとつしかないのである。すなわち、自ら動きたくなる気持ちを起こさせること。
人を動かすには、相手の欲しがっているものを与えるのが、唯一の方法である。「重要人物たらんとする欲求(自己の重要感)」
自己の重要感を満足させる方法は、人それぞれに違っており、その方法を聞けば、その人物がどういう人間であるかが分かる。
人間は例外なく他人からの評価を受けたいと強く望んでいるのだ。この事実を決して忘れてはならない。
出典:「人を動かす」
「自分が自分自身を重要人物である」と思うように、「相手も自分自身を重要人物である」と思っています。
自分が「評価されたい」と思うように相手も「評価されたい」と思っているわけです。
「相手を自分の人生の登場人物A」と認識するのではなく「相手は相手の人生の主人公」であると認識することが重要です。
もし「自分が登場人物A」として軽く扱われたらそこに良い人間関係を構築することは難しいはずです。
相手の「自己の重要感」も尊重し付き合うことで、より良い人間関係構築や人に好かれる魅力的な人間になれると思います。
この際ひとつ注意しておきたいのは「自分も重要人物である」ということに変わりはないこと。「自己を犠牲にする」必要は皆無です。
「自己犠牲」を伴う人間関係を構築していくことは人間関係に消耗してしまいます。
無理にすべての人に重要感を持たせ付き合うことは必須ではありません。誰と付き合うか、誰と良い人間関係を構築するかは自分で選べます。
これらの事柄を心のどこか片隅にでも置いておけば人間関係はより良い方向に向かっていくはずです。
「人を動かす」を読んで僕はこう変わりました
僕はデール・カーネギーの「人を動かす」は大学生の頃に読みました。
その後、僕の人間関係構築の仕方が大きく変わりました。
僕は学生時代色々なグループ活動でリーダーとして活動することが多々ありました。
- 「研究室・ゼミの学生側の運営」
- 「下級生を含む共同研究グループのリーダー」
- 「家二郎同好会の会長」
- 「おに会(仮称):いういろんな遊びイベント開催」
- などなど
以前の僕はどちらかというと対個人、対複数でも「相手をいかにして言いくるめて自分に従わせるか」というタイプの人間でした。
「ごりごりに自分が一番重要人物だ!」タイプでした。しかしグループ活動でうまくいくこともあればうまくいかないことも多々ありました。
そして「人を動かす」を読んでから後の人間関係構築においては
- 初対面の人に会う時には絶対にはじけた笑顔で行く
- 常に「笑顔」を絶やさないようにする
- 相手は相手の人生の主人公である
- 相手を褒める
- 相手の名前を覚える
- 相手の話を聞く
- 相手の嫌な行動にもその行動に至る背景がある。それを考える
上記のことを意識するようになり、「対個人、対複数」の両方の人間関係でスムーズにいくことが増えました。
また、グループ活動では
- どうしたら「グループでの良好な人間関係」築けるだろうか
- どうしたら「異なる個人をグループとしてまとめる」ことができるか
- どうしたら「やらされている感覚の人」を動かすことができるか
- どうしたら「個人の足し算を超えるグループとしての成果」を上げられるか
などなどを考え活動をしていくとグループとしてより良い方向へ向かうことができました。
実践して効果があったことは
- 学生グループといえどもの個人に「役職」を付けてみる
- 活動自体の重要性を下級生にごり押しせず、活動したことにより得ることができるメリットのイメージをもってもらう
- とりあえず、ほめる。
- きつくてもリーダーである自分が楽しそうに活動する
デールカーネギーの「人を動かす」という本に出会ったことで学生時代の活動がより有意義になったと思っています。
おわりに
デール・カーネギーの「人を動かす」は以下の構成となっています。
- 人を動かす三原則
- 人に好かれる六原則
- 人を説得する十二原則
- 人を変える九原則
今回紹介したのはこの計30原則のうちの2つです。もっと詳細が気になる!という方は是非、本を手に取って読んでみてはいかがでしょうか?
人生変わるとは言いませんが、得られるものは確実にあるはずです!
僕はタイトル画像のようにハードカバーと文庫本両方持っています。笑
ハードカバー(新装版)では付録で「幸福な家庭を作る七原則」も掲載されています。
おに(@oniblog)でした。